[仕事術]集中力を高めるため、ノイズキャンセリングヘッドホンを使ってみる

2011年12月22日 14:24

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仕事環境がもっとうるさくなれば、生産性は向上するでしょうか?おかしな話に聞こえますが、十分に生産性が向上する可能性があります。

仕事環境がもっとうるさくなれば、生産性は向上するでしょうか?おかしな話に聞こえますが、十分に生産性が向上する可能性があります。[写真拡大]

 仕事環境がもっとうるさくなれば、生産性は向上するでしょうか?おかしな話に聞こえますが、十分に生産性が向上する可能性があります。心配しないで下さい。大音量のBGMを流すようなことを紹介しようとしているのではありません。

 ほとんどの人は、仕事をする場所では雑音が少なく、集中を妨げるようなものがないことを好むはずです。しかし、ノイズキャンセリングヘッドホンとリラックス効果のある音楽を組み合わると、“ホワイトノイズ”効果で、全く音がないことに比べて集中力と生産性の向上に役立ちます。気を散らせるような騒音を心地よい音に変えることで、より効果的に精神を集中させることができるという訳です。

 ここでは、ノイズキャンセリングヘッドホンを使った生産性の向上のために、いくつかのアドバイスをご紹介します。

■適切な製品を選ぶ
 ノイズキャンセイリングヘッドホンには、安価なものから、非常に高価なものまで幅広いラインアップがあります。しかし、予算内で出来る限り良質な製品を選択することをおすすめします。ハイエンドのモデルは、雑音をブロックする性能や音質が優れているだけでなく、装着感も快適に仕上げられています。長時間着用しても圧迫感などで余計なストレスを感じない製品が最適です。

■何種類かの音で実際にテストしてみる
 人それぞれ、気持ちを落ち着けてくれたり、リラックスさせてくれる音の種類というのは異なっています。しとしと降る雨の音や波の音に心が落ち着く人もいれば、静かな音楽や純粋なホワイトノイズを好む人もいます。自分が集中しやすいものを探す必要がありますが、眠くなりすぎたり、ぼーっとしてしまうような音は避けましょう。いくつか試しながら、自分にとって最適な音を探すのがいいでしょう。

■高めた集中力をさらに活かす
 何らかのホワイトノイズを加えることのポイントは、オフィスの雑音を取り除くことだけではありません。重要なことに集中するのを助けてくれる効果もあります。そのため、最重要のタスクのために一定時間は他の仕事をシャットアウトするなど、生産性を高める他のティップスと組み合わせ活用すると効果的です。

 ホワイトノイズを加えることで集中力を高めるというのは、奇妙に思われるかもしれませんが、まずは実際に効果があるか試してみてはいかがでしょうか。

※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。

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