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JR東海、東海道新幹線東京駅と新大阪駅に新型可動柵を設置 来年1月工事着手
新型可動柵の設置イメージ(画像:JR東海)[写真拡大]
JR東海は21日、東海道新幹線東京駅及び新大阪駅新27番線に、新型可動柵を設置すると発表した。
「平成24年3月に東海道・山陽新幹線から300系車両が引退し扉位置の統一化が進み、また、新型可動柵の技術開発に目途が立ったため、ホーム上の安全性をさらに向上させるために新型可動柵を設置する」と同社はコメントしている。
今回計画の対象駅・番線は、東京駅が14~19番線(全6線)、新大阪駅が新27番線(新設工事中)。2012年1月に工事着手し、2013年3月に東京駅14番線・新大阪駅新27番線で可動柵を使用開始する。また、2015年3月までに東京駅15~19番線で順次使用開始する。工事費は約27億円。1線あたりの工事費は、東京駅が約4億円、新大阪駅が約3億円。従来型の可動柵と比較して、1線あたり約12%工事費を低減している。
今後は、利用者の多いのぞみ停車駅を対象に、10年程度をかけて可動柵設置計画の検討を進める。なお、新大阪駅20~26番線については、16両編成の他に8両編成の車両が入線し、扉位置が統一化されていないため、今回の計画には含まれていない。
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