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【銘柄診断】省電舎は震災復興需要で業績好調、中期計画の進行状況をウォッチ
省電舎 <1711> は輸入発電機を手掛けているため、復興関連株としての視点で買い物を集め、4月14日には38万1500円と2007年以来の水準にまで買い上げられる人気ぶりを示した。同社への認識が一変したことを示す波動である。ただ、急騰した反動もあってその後の整理は値幅を伴うものとなり、10月6日には9万1000円へのきつい下げを余儀なくされた。
震災後の電力不足懸念で製造業向けに輸入発電機の販売が伸び、LED照明や無水トイレ、エアコン補助器具など省水・省エネ製品も回復感を強めている。そのため今2012年3月期は営業利益3000万円(前期2000万円の損失)と回復感を強める見通しだが、利益水準の低さから業績見直しの動きは弱いものになっている。
震災復旧へ向け同社を取り巻く環境は明るさを増していく状況にあるが、同社もこうしたタイミングを捉え中期事業経営計画を策定した。新たに100%子会社を設立し、再生可能エネルギー事業に進出。既存の省エネルギー事業の拡大と再生可能エネルギー事業の推進により2012年3月期に3億円の営業利益確保を目指す。足元の業績が中期計画に沿った形で進むかどうかに焦点が合わされそう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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