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古典的でも効果的なタイムマネジメント:先延ばしにするな!
タイムマネジメントや生産性を高めるためのトレーニングは、興味深い分野です。一方では、関係する事柄が常に変化していきます。一方、“もっと多くこなそうとする”ことは、いくつかのキーとなるコンセプトに要約でき、こちらは時間が流れても大きくは変化しません。[写真拡大]
タイムマネジメントや生産性を高めるためのトレーニングは、興味深い分野です。一方では、関係する事柄が常に変化していきます。例えば、ツール、集中力をそらす要因となるもの、人が自分の中で設定する優先順位などは、新しいキャリアアップの道筋やテクノロジーの登場によって移り変わっていきます。一方、“もっと多くこなそうとする”ことは、いくつかのキーとなるコンセプトに要約でき、こちらは時間が流れても大きくは変化しません。
実際、古典的なタイムマネジメントのアドバイスの一部には、時間が経つほどその価値と有用性を増しているものさえあります。
その中の1つで私が好んでいるものは、「先延ばしをしない」という言葉に要約できます。この言葉はほとんどの人が人生の中で聞かされたことのあるものだと思います。しかし、何をする時でも最後の瞬間まで先延ばしにしてしまう人が周りにいませんか?あるいは、私たち自身が、その一人かもしれません。
ある面から見れば、このクセは苦痛や不快感を避けるための自然な行動です。しかしこれが自然であろうとなかろうと、先延ばしは人生とキャリアに恐ろしい結果をもたらす可能性のあるものです。また、最も嫌な仕事というのは、往々にして、すぐに手をつけずに長く放置しすぎてしまったため、状況が困難になってしまったことで生まれてくるものです。実際には難しくない仕事でも、その仕事のことを何度も何度も頭の中で繰り返し考えているうちに、手に負えない大きな重荷のように思われてしまうこともあります。
もっと心を軽くさせたいなら、自分がやりたくない時でも最も必要な事をするのを習慣にしましょう。時間が経つうちに、2つの興味深いことが起こるはずです。
■適切な時に仕事に取り組むことで、それぞれの仕事がもっと簡単になる
■精神的な重圧がずっと軽くなる
タイムマネジメントでは、芸術のように、最高の方法は古典的なものであることがあります。別の日に延ばしてはいけないことを後回しにしたい誘惑にかられたら、今回のアドバイスを思い出してください。
※この記事はKey Organization Systems提供の記事を財経新聞が日本向けに翻訳・編集したものです。
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