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日本レコード協会から提訴された「TubeFire」、運営会社社長は元 JASRAC 評議員
記事提供元:スラド
hylom 曰く、
先日、YouTube にアップロードされている動画を PC にダウンロードできるサービス「TubeFire」を運営するミュージックゲートが提訴される事件があった (/.J 記事) 。現在 TubeFire のサービスは提供されていないが、http://www.tubefire.com にアクセスすると『当サイトの責任者でもある「春一番」の作曲者からのご挨拶とご報告です。』という文書で、ミュージックゲートの代表取締役社長の穂口雄右氏の挨拶が表示される。実はこの穂口氏は著名な作詞・作曲家であり、元社団法人日本音楽著作権協会 (JASRAC) の評議員であるとのこと。
氏は「ご挨拶」として「レコード会社各社の訴状には多くの間違いがありましたので、当社と致しましては、裁判の場でレコード会社各社の間違いを明らかにさせていただく所存でございます。」と、TubeFire の件では裁判で争う姿勢を見せている。また「私事ではありますが」と前置きし、2011 年にリリースした氏が作曲・プロデュースしたアルバムの告知、キャンディーズに対する追悼の意なども同時に掲載されている。
樋口氏は JASRAC の評議員として様々な問題提起を行っていたが、その傘下のサービスが日本レコード協会から訴えられるとは皮肉なものである。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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