ASUS、「書く・録る・写す」多彩なメモ機能搭載の8型デジタルノートを発表

2011年12月6日 15:20

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デジタルノート「Eee Note EA800」(画像:ASUS)

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  • デジタルノート「Eee Note EA800」(画像:ASUS)

 ASUSTeK Computer Inc.(略称ASUS)は6日、「書く・録る・写す」など多彩なメモ機能を搭載したデジタルノート「Eee Note EA800」を日本向けに発売すると発表した。12月中旬より販売を開始する予定。希望小売価格は1万9,800円(税込)。

 「Eee Note EA800」は、液晶ペンタブレットの分野で高い技術力を誇るワコム社のワコム EMR テクノロジーを採用した8.0型の反射型TFT液晶タブレットを搭載し、手書きメモ、音声メモ、写真メモなど、様々なメモ機能を搭載したデジタルノート。

 「書く」機能では、電話帳やグラフノートなど約40種類のメモテンプレート上や、PDFや電子書籍ファイルを読み込んで、手軽にメモを書き入れたり、マーカーを引くことができる。筆圧256レベルを実現した専用EMRペンを使用し、64階調のグレースケールにより、紙に書いているかのような感覚で入力することが可能。さらに5種類のペン(鉛筆、ボールペン、マーカー、万年筆、蛍光ペン)と3種類の色(淡色、グレー、黒)で、多彩な表現ができる。

 「録る」機能では、内蔵マイクを利用して音声メモを録ることができる。会議や授業などを録音すれば、メモを忘れてしまっても、後から改めて確認することができる。

 「写す」機能では、200万画素のカメラを搭載しており、写真データを撮影、保存できる。撮影した写真にコメントを追加したり、不要な部分を消しゴムで消したりできるため、より視覚的に情報を残すことが可能。写真データはEee Note上ではグレースケールで表示されるが、データ自体はカラーで保存され、パソコン等で閲覧できる。さらに、インターネットに接続して、ホームページの画面ショットを保存できるため、気になった情報をすぐに検索してメモとして添付できる。

 重さ約520g、厚さ13.5mmのコンパクト設計で、バッテリー駆動時間は、最長約11.5時間。高いモビリティ性能を誇り、外出先、会議、学校の授業など、どこにでも持ち運べる。また、EVERNOTEアカウントに対応しており、クラウド経由で他のパソコンやタブレット端末にて、Eee Noteで作成したデータを閲覧できる。また、付属のUSBケーブルでパソコンと接続し、Eee Note Syncでデータを一元管理したり、Eee Noteをパソコン用のペンタブレットとして使うこともできる。

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