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【新規上場銘柄の横顔】キューアンドエーが12月19日にジャスダックへ上場
★パソコンなどデジタル製品トラブルをワンストップで解決
キューアンドエー <6056> は、12月19日にジャスダックへ新規上場の予定。本社は東京都渋谷区、社長は金川裕一氏。
【事業】 パソコン、プリンター、情報家電、通信機器などのデジタル製品に関連して生じる故障などのトラブルや接続、操作や利用・活用に係る疑問などを解決するICT(インフォメーション・アンド・コミュニケーションズ)サポートサービスを主たる業務とする。ICTサポートサービスは、「コンタクトセンターサービス」と、「オンサイトサポートサービス」で構成される。
【沿革】 設立は平成9年7月。その後、マルチメディア関連機器の個人向け店頭販売を主な事業目的とする横河マルチメディアと平成12年2月にコンタクトセンターサービスについて業務提携を行った。さらに、平成13年4月にサポートサービスの向上と経営効率向上をはかるため、オンサイトサポートサービスに係るサポート事業の営業を横河マルチメディアから譲受け、社名を横河キューアンドエーへ変更した。平成18年2月に現在の社名へ変更した。
★取引先は187社、上位10社で85%占める
【特徴・強さ】 「コンタクトセンターサービス」は、同社が所有するコールセンターでサービスを提供する場合と、クライアントが所有するコールセンターでの業務委託やオペレーター派遣によりサービスを提供する2つに分かれる。
「オンサイトサポートサービス」は、同社と業務委託契約を結び、同社に登録されている個人事業者及び法人が同社からの委託に基づき個人ユーザーや法人ユーザーを直接訪問して技術的サポートを行う。
同社の取引先は187社。内、上位10社で売上の85%を占める。さらに、10社のうち4社は同社の株主。このため、長期に安定した契約が見込まれる強みがある。また、随意契約の多いことも強い。
業界において、コールセンターと訪問による2つのサービスを持っていることにより、トータル的なサービスをワンストップで提供できる強みがある。最近の家庭などにはデジタル製品が数多く普及している。しかし、製品それぞれにメーカーの違うケースがほとんどで、他社製品のサービスが難しいのが現状。同社の技術スタッフはワンストップですべてのデジタル電気製品を家ごと、オフィスごと技術サポートが可能。
【業績】 2011年3月期は、売上98億5300万円(2010年3月期99億7200万円)、営業利益3億9400万円(同4億3100万円)、純益1億7300万円(同2億1700万円)。配当は年10円。今期、第2四半期(4~9月)では、売上48億6800万円、営業利益1億3000万円、純益8700万円だった。
【展望】 社名のキューアンドエーは、ロゴが「Q&Aコーポレーション」。まさに、新聞雑誌で使われる「一問一答」の疑問に答える意味がある。クイック&クオリティーという、スピードと品質で応えるという意味合いも含んでいる。とくに「ワンストップの強みを活かし、先行き、セコム型やJAF(自動車連盟)型のサービスを展開したい」(金川裕一社長)という。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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