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佐川急便、集配車両にSGモータース開発の新型ボディを採用 積載効率・燃費向上に貢献
ハイブリッドボディ搭載車両(佐川急便仕様)(写真提供:SGホールディングスグループ)[写真拡大]
SGホールディングスグループの中核である佐川急便は21日、全国で稼働する小型集配車両のボディについて、グループの車両整備・新車販売・ボディ製造販売事業を展開するSGモータースが開発した新型ハイブリッドボディを新たに採用し、今後順次導入すると発表した。
現状、佐川急便で稼働する集配車両(軽四自動車を除く)は全国で約20,000台以上におよび、その内約70%を占める小型集配車には、SGモータースが自社で開発し製造するECOボディが搭載されている。
ECOボディは、グリーン購入大賞優秀賞を受賞するなど環境に配慮し、庫内温度上昇を抑えたドライバーと荷物に優しいボディ。しかし、輸送形態の多様化により庫内への各種オプション取り付け加工などが容易に行えないことから、SGモータースでは次世代ボディの開発を進めていた。そして今回、従来工法のポスト構造(SGパネルバン)とECOボディのメリットを融合した新型ボディとして、ハイブリッドボディが完成した。
ハイブリッドボディは軽量化を実現することで積載重量の向上および低燃費化に貢献し、またドライバーの作業環境の改善、顧客に合わせた車両改造に対し柔軟に対応することが可能となり、輸送効率の向上並びに温度管理を含めた輸送品質の向上を図ることができる。
SGモータースでは今回のハイブリッドボディ開発によって、自社ボディ製造のラインナップが一層充実したことで、グループ以外のユーザーに対し、引き続き積極的にボディ販売を展開していく方針。
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