映画『マイウェイ』オダギリジョー、チャン・ドンゴンに続きスチールカット公開

2011年11月12日 15:02

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7年ぶりに帰って来たカン・ジェギュ監督の映画『マイウェイ』の主人公の1人、オダギリジョーのキャラクターを垣間見れるスチールカット写真が、朝鮮の青年キム・ジュンシク役のチャン・ドンゴンに続いて公開された。

7年ぶりに帰って来たカン・ジェギュ監督の映画『マイウェイ』の主人公の1人、オダギリジョーのキャラクターを垣間見れるスチールカット写真が、朝鮮の青年キム・ジュンシク役のチャン・ドンゴンに続いて公開された。[写真拡大]

 7年ぶりに帰って来たカン・ジェギュ監督の映画『マイウェイ』の主人公の1人、オダギリジョーのキャラクターを垣間見れるスチールカット写真が、朝鮮の青年キム・ジュンシク役のチャン・ドンゴンに続いて公開された。

 『悲夢』、『空気人形』などを通して韓国映画とは縁の深いオダギリジョー。日本だけでなく韓国でも広いファン層を形成している彼が『マイウェイ』で、朝鮮最高のマラソン選手キム・ジュンシク(チャン・ドンゴン演)とライバル関係にある日本青年の長谷川辰雄役を演じ、再び韓国の客席の前に立つ。

 彼が演じる長谷川辰雄というキャラクターは、ベルリン医科大学で学んでほしいという父母の気持ちに反し、日本最高のマラソンランナーとなって祖国に名声をとどろかせることが夢だという青年。第2次世界大戦が始まると、彼は日本関東軍の大佐として参戦し、日本軍に強制徴収されたキム・ジュンシクと再会する。祖国のため、命が果てても戦場を離れないという信念で戦場を指揮していた長谷川辰雄は、ソ連との戦闘に敗れ、ソ連軍、ドイツ軍の身分で3回の戦争を経て、ライバルだったジュンシクと熱い友情を築く。

 今回公開されたオダギリジョーのスチールは日本関東軍大尉として戦争に行く姿と、ソ連の捕虜として強制連行されその疲労から変わり果ててしまった姿をみせている。まったく違う雰囲気のスチールは第2次世界大戦の渦に巻き込まれた辰雄が3回の戦争を経験していく過程で徐々に変わっていく人間像を示唆すると同時にこのキャラクターへの関心をさらに高めている。

 この映画で自身のフィルモグラフィーに一線を画すくらい印象的な演技を繰り広げているオダギリジョーは、韓国はもちろん全世界の観客に深い印象を与えることと期待される。

 チャン・ドンゴン、オダギリジョー、ファン・ビンビンなど韓国、日本、中国を代表する俳優たちの出会いと7年ぶりに帰ってきたカン・ジェギュ監督の演出で注目される『マイウェイ』は、12月の韓国国内封切りを控えて後半作業に拍車をかけている。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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