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【銘柄診断】MonotaROは来期の増益率がポイントに、復興需要は好調
MonotaRO <3064> は3月15日の年初来安値340円を起点にほぼ一貫した上昇波動に乗り、8月12日には950円の年初来高値を示現した。上昇期間5ヶ月、上昇率2.8倍というスケールの大きな上げであった。上げの背景は電池、懐中電灯、ビニール袋、作業手袋、スコップ、電動工具などが復興に伴い需要が急増、業績好転への期待が株価を押し上げてきた。
今2011年12月期の第3四半期累計決算は営業利益15臆9900万円を確保した。今12月期第3四半期から連結決算に移行しているが、その影響はごく小さく、前年同期の9億7900万円との比較でほぼ実態比較となる。
第3四半期の月別の売上げは7月が前年同月比21.2%増、8月が同27.2%増、9月が26.0%増と、足元でも需要はダウンすることなく大幅な伸びを継続している。
据え置かれた今12月期の営業利益19億6200万円(前期単独13億700万円)に対し、第3四半期累計の営業利益の進捗率は81%に達しており、増額修正の余地は大きい。
増額修正を含め、今12月期の好業績は株価に織り込まれていると見られ、来2012年12月期の増益率がどの程度となるかが株価を見る上でのポイントになる。11月7日の株価は38円高の813円と続伸している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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