Ruby 1.9.3 p0リリース、ライセンスが変更

2011年11月2日 21:08

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 Ruby 1.9.3系初となる安定版「Ruby 1.9.3 p0」がリリースされた(SourceForge.JP Magazineリリース告知)。

 エンコーディング周りの変更や組み込みクラスのアップデート、ライブラリの強化などが行われているが、もっとも大きな変更点はライセンスの変更だろう。Ruby 1.9.3ではライセンスが従来のGPL 2とRubyライセンスのデュアルライセンスから、二条項BSDライセンスとRubyライセンスのデュアルライセンスとなっている。

 RubyのライセンスがなぜGPL 2とRubyライセンスのデュアルライセンスなのかというと歴史的経緯があるからなのだが、GPL 3とは非互換という問題があった。ライセンス変更により、これらは解決されるとのこと。

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