米陸軍研究所が開発、カフェイン入りビーフジャーキー

2011年11月2日 07:00

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記事提供元:スラド

eggy 曰く、 米陸軍Natick研究所にて、戦場にいる兵士用の食糧として珈琲一杯分のカフェインを含むビーフジャーキーが開発された。眠気と闘う兵士の強い味方となるだろうとのこと(本家/.The Washington Post記事)。

 カフェインの他、炎症を抑制する効果のあるオメガ3やクルクミンなど栄養補助の成分も含まれている。また、このほど開発されたばかりの「Zapplesauce(アップルソース)」には、素早くエネルギーを補給する炭水化物源のマルトデキストリンが添加されているとのこと。

 兵士の食糧は「Meals, Ready to Eat(そのまますぐに食べられる食事)」の頭文字をとってMREと呼ばれているが、これまでは保存のみに重点をおいており「Meals Rejected by Everyone(誰からも拒絶された食事)」や「Materials Resembling Edibles(食べ物に似た何か)」、「Meals Refused by the Enemy(敵から拒否された食事)」などと揶揄されるほど酷い味だったという。だが現在は味にもこだわっているとのことで、兵士らにテイスティングしてもらい、返って来た感想をもとに改良を重ねているとのこと。

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