コーセー、通信販売の新会社「プロビジョン」を設立 スキンケア商品の販売を開始

2011年10月28日 17:09

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スキンケアブランド「アクアライブ(AQUALIVE)」(画像提供:コーセー)

スキンケアブランド「アクアライブ(AQUALIVE)」(画像提供:コーセー)[写真拡大]

 化粧品の製造・販売大手のコーセーは28日、通信販売業の新会社「株式会社プロビジョン(PROVISION)」(本社:東京都中央区)を設立し、12月1日より、第1弾の商品としてスキンケアブランド「アクアライブ(AQUALIVE)」(9品目13品種、税込1,345~2,310円)を発売し、主にインターネットを通じて販売を開始すると発表した。新会社を通じて、通信販売で化粧品を購入したい30代女性をターゲットにした販売戦略を展開する。

 同社によると、近年化粧品市場では、長年実績が大きかったGMS(総合スーパー)を抜き、急速に伸びている通信販売が、現在、ドラッグストアに次いで第2位の大きな販路になっているという。

 同社は、これまで、化粧品販売会社を通じ、化粧品専門店、百貨店、GMS、ドラッグストア等でのカウンセリング販売を主として展開してきたが、2013年中期経営計画のテーマのひとつに「成長ドライバーへの注力」を掲げており、今後の事業拡大を見据え、今回、通信販売の新会社を設立した。

 「通信販売で購入するお客さまのニーズに応え、通信販売の強みを最大限生かした商材を研究、開発して展開していく」と同社はコメントしている。

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