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英政府、端末にチップを搭載した「Trusted Computing」を推し進める方針
記事提供元:スラド
capra 曰く、
英国はサイバーセキュリティ強化のため「Trusted Computing」を推し進める方針を打ち出しているそうだ (The Guardian の記事、本家 /. 記事より) 。
英国のサイバーセキュリティ戦略は国民のオンライン上での安全を確保し、英国をサイバー攻撃に屈しないオンラインビジネスに適した「オープンかつ活気ある」世界屈指の国に押し上げ、ひいては国益を守り、それを支える知識やスキル、能力を築くものでもあるとのこと。英内閣府のサイバーセキュリティ・情報保証部の Owen Pengelly 氏曰くこの戦略は 4 本の大きな柱からなるとのことで、そのうち 3 本において「Trusted Computing」が不可欠となるという。ノートブックやサーバには Trusted Computing Group の参加企業らによって開発されたチップが搭載され、暗号化技術によって端末を認証し、データのエンクリプションを行ったり、認定されたプログラムのみが実行されるようになるとのこと。
実現すれば、例えば政府の提供するサービスへのアクセスにはデジタル署名の正しく付与された Windows などの承認されたソフトウェアスタックを要件とするような状況が起きるのは想像に難くない。本家 /. ではこの動きはコンピュータ端末の管理や制御を端末の所有者から取り去る、IT 界における抜本的な転換になるのではないかとの見方を示している。
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