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大日本印刷、子会社が冷蔵庫の食材から献立を提案する「チラシdeレシピ」を開発
『チラシdeレシピ』の利用イメージ(画像提供:大日本印刷)[写真拡大]
大日本印刷は21日、同社の子会社で食品スーパーの販売促進活動を支援するアットテーブルが、生活者が入力した“自宅にある食材”から、今夜の献立を提案し、それに必要な食材と、スーパーのチラシ情報を組み合わせて提供する販促支援システム『チラシdeレシピ』を開発したと発表した。
アットテーブルは、『チラシdeレシピ』の使い勝手や集客効果の検証などを目的として、北海道で食品スーパーなど32店舗を運営する北雄ラッキーと共同で実証実験を行う。今回、『チラシdeレシピ』を北雄ラッキー専用のスマートフォン用アプリ「e-Cook Luck」として提供し、10月21日~12月27日の約2ヶ月間、札幌市近郊の20店舗で実証実験を実施する。
『チラシdeレシピ』の使い方は、「家にある食材を使う」を選択後、表示される食材一覧から、例えば「豚肉・キャベツ」を選択すると、それらを使ったレシピの一覧が表示される。さらに、一覧から好みのレシピを選択すると、それに必要な食材の一覧と調理方法が表示される。
食材の一覧の中で「チラシ」マークのある食材を選択すると、特売品などチラシに掲載されている食材の価格情報などが表示される。食材一覧の登録ボタンを押すだけで、購入したい食材を「買い物リスト」に入れることができる。「買い物リスト」には、食材以外にも日用品など購入予定の商品を入力できるため、買い忘れ防止にもつながる。
今後、アットテーブルは、同システムを2012年6月までに実用化して主に食品スーパーに提供し、2015年度までに10億円の売上を目指す。
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