郵便局とユニクロ、ヒートテックを郵便で贈る「あたたかめーる」を開始

2011年10月20日 17:47

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「あたたかめーる」の利用イメージ(画像提供:ユニクロ)

「あたたかめーる」の利用イメージ(画像提供:ユニクロ)[写真拡大]

 ユニクロと郵便局株式会社は20日、大切な人に冬のご挨拶を送る郵便商品として「あたたかめーる」を新提案すると発表した。

 「あたたかめーる」は、郵便局とユニクロのコラボレーションにより生まれた郵便商品。ユニクロの冬の定番アイテム「ヒートテック」に、メッセージが記入できる送付専用シールと切手を貼り、ポストに入れるだけでそのまま送れるというもの。主要郵便局20局と全国のユニクロで、10月20日から展開を開始する。衣料品の販売は、郵便局でも初めての試みとなる。

 料金は、「ヒートテック」の本体価格に140円~240円の切手代がかかる。なお、ユニクロ店舗での切手の販売、送付受付は行っていない。また、郵便局では、WヒートテックUネックT(8分袖)のカーキ・パープルとヒートテッククルーネックT(9分袖)ホワイト・ブラックのみの取り扱いとなる。

 ユニクロによると、3月11日に発生した東日本大震災直後から、ユニクロに対して寄せられた「ヒートテックを被災地へ送って欲しい」という顧客からの声は、3日間で200件にのぼったという。「これにより、ユニクロはヒートテックが持つ、『人々をあたためる力』を改めて実感。ヒートテックを仲立ちとして、このようなあたたかい人々の気持ちも一緒にお届けすることができないかと考え始めたことが、『あたたかめーる』が生まれるきっかけになった」と同社は説明している。

 「遠方に住んでいるご家族やお友達への1年の感謝のご挨拶、節電中でも暖かく快適に過ごしてほしいという気持ちなどを、送り主の心のこもったメッセージとともにお届けし、大切な人の心も身体もあたためます」と両社はコメントしている。

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