「ミシュランガイド関西版2012」発表、新掲載地域の奈良含め三つ星は15軒

2011年10月19日 14:47

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日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長とミシュランマン(写真提供:日本ミシュランタイヤ)

日本ミシュランタイヤのベルナール・デルマス社長とミシュランマン(写真提供:日本ミシュランタイヤ)[写真拡大]

 日本ミシュランタイヤは18日、厳選したレストランとホテルを紹介する「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」のセレクションを発表した。

 今回掲載される施設は合計385軒で、このうちレストランが296軒、ホテルが48軒、旅館が41軒となっている。「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」は、日本語版と英語版で10月21日から発売される。

 今回、「そのために旅行する価値がある卓越した料理」との評価を受けたレストランに与えられる「三つ星」を獲得したのは、京都7軒、大阪5軒、神戸2軒、奈良1軒の合計15軒のレストラン。新しい掲載地域の奈良地区では、「和 やまむら」が三つ星として初登場した。大阪地区では、「弧柳」と「フジヤ1935」が二つ星から三つ星に昇格した。

 「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」では、奈良地区から、三つ星が1軒、二つ星が3軒、一つ星が21軒選ばれ、大阪からは新しく2軒の三つ星レストランが誕生。これにより、世界の三つ星レストランの数は101軒となり、そのうちの15軒が京都、大阪、神戸・奈良から選ばれたことになる。一方、二つ星は59軒のレストランが、一つ星は222軒のレストランが獲得した。

 「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」では、新たなカテゴリーに韓国料理が加わり、ますます豊かなセレクションになっている。今回は大阪の1軒の韓国料理店が一つ星を獲得。掲載店の半分以上は日本料理で、それに、そば、串揚げ、新日本料理、鉄板焼き、寿司、焼き鳥、居酒屋、うなぎ、天ぷら、ふぐ、すきやき、おでん、おばんざい、精進料理、ゆば、鳥料理、牛肉料理などを含めると9割近くになる。このほかに、ステーキハウス、フランス料理、現代風フランス料理、フュージョン、イタリア料理、中華料理が選ばれている。
 

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