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iCloudに関するAppleとJASRACとの交渉は難航?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 Appleが12日より開始した「iCloud」には、クラウド経由で自分の所有している音楽データを複数の端末で共有する機能が用意されている。だが、国によって著作権に関する状況が異なるため、米国以外ではこのサービスはまだ提供されていない。以前にもAppleは米国外での音楽ライセンスを交渉中と報じられていたとおり各国で交渉が行われているようだが、日本ではなかなか難航しそうだ。日経新聞がこの件について報じているが、JASRACは「我々が価格決定権を持てないお店に安い価格で商品を出したくない。それが音楽業界の気持ちです」と述べているという。
iCloudの場合、iTunes Storeで購入した楽曲はiCloud経由で無償で各端末に同期でき、また24.99ドルの追加料金を支払えば自分でリッピングした楽曲の同期も可能になるというサービスも提供されているが、どちらも日本では利用できない。米国では映画データの共有も準備中だそうで、ますます差は広がるばかりだ。
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