日立、大阪「通天閣」ネオンのデザインを一新 10月28日に点灯式典を開催

2011年10月14日 12:00

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現在の通天閣のネオン写真(写真:財経新聞社)

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 日立製作所は14日、通天閣観光が運営する大阪市の通天閣ネオンを全面的にリニューアルし、10月28日に開催される点灯式典から、新たなネオンの点灯を開始すると発表した。

 通天閣のネオンは、通天閣が再建された翌年の1957年7月から日立が掲出しており、現在のネオンは2006年10月にリニューアルしたもの。日立では、5~6年のサイクルで通天閣のネオンをリニューアルしており、今回で12回目となる。

 今回のリニューアルでは、ネオン管の大部分をLEDに取り替えることで、消費電力量を従来に比べて約50%に削減するとともに、従来の4色から6色へとより多彩な色を駆使したライトアップを行う。

 また、通天閣を中心とした歓楽街地域である新世界(大阪市浪速区恵美須町周辺)が、2012年に100周年を迎えることを記念し、一般公募から選ばれた標語「笑顔の生まれる街、大阪」を西面(公共面)に掲出する。

 ネオンの点灯開始時間は10月28日(金)19:00頃の予定。カウントダウンの合図後、ネオンに点灯し、続いてイルミネーション・ショーを行う。当日は年間通常色(6色)で順番に通天閣をライトアップする。

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