東芝、地デジ放送6チャンネル分を15日分録画して一時保管するレグザブルーレイを販売

2011年10月3日 18:45

印刷

「レグザサーバー DBR-M190」(画像提供:東芝)

「レグザサーバー DBR-M190」(画像提供:東芝)[写真拡大]

 東芝は3日、6チャンネル分の地デジ放送を毎日録画して一時保管することができる「タイムシフトマシン」を搭載し、現在から15日分さかのぼって視聴できるレグザブルーレイ「レグザサーバー DBR-M190」、8日分さかのぼって視聴できるレグザブルーレイ「DBR-M180」の2機種を、12月中旬から順次発売すると発表した。

 さらに、同社製品「レグザ」、「レグザタブレット」やスマートフォンなどと組み合わせて自宅の好きな場所で好きな録画番組を楽しむことができる「レグザリンク・シェア」を搭載したレグザブルーレイ「DBR-Z160/DBR-Z150」を、11月上旬から順次発売する。「レグザリンク・シェア」は、「DBR-M190」、「DBR-M180」にも搭載している。

 新商品「DBR-M190」と「DBR-M180」は、「レグザブルーレイ」として初めて「タイムシフトマシン」を搭載した。「DBR-M190」は、「タイムシフトマシン」用に4TB、通常録画用に1TBの大容量ハードディスクを搭載し、MPEG4AVCによる圧縮を併用することで、地デジ放送を6チャンネル分、15日間録画し、一時保管できる。

 さらに、通常録画機能として、同時に2番組録画できる「W録」も搭載し、「タイムシフトマシン」での録画以外に、地上、BS、110度CSデジタル放送の中から2番組を同時録画して視聴することができる。このタイムシフト録画と通常録画を併せると、業界最大の8チャンネル同時録画が可能。

 また、新商品全機種には新たに、録画した番組や放送中の番組を、家庭内ネットワークに接続された「レグザ」、「レグザタブレット」、スマートフォンと共有することができる「レグザリンク・シェア」を搭載している。

 「レグザリンク・シェア」には、放送中の番組を「レグザタブレット」に配信する機能、新商品に録画した番組を「レグザ」、「レグザタブレット」、スマートフォンに配信する機能、新商品に録画した番組を「レグザタブレット」にダビングして持ち出す機能等があり、レグザタブレット上の「レグザAppsコネクト」のアプリによって実現する。

 さらに、「DBR-M190」と「DBR-M180」は、同じ「レグザリンク・シェア」搭載機からの配信映像を受信することもできるので、他の部屋に設置した機器で録画した番組を「DBR-M190」、「DBR-M180」から配信して視聴することもできる。同機能により、新商品の設置場所に制限されずに番組を楽しむことができる。

 新商品全機種はUSBハードディスク録画にも対応しており、最大8台のハードディスクの登録が可能。さらに「DBR-M190」、「DBR-M180」については、「レグザブルーレイ」としては初めて4台同時接続ができるようになり、使い勝手がより向上している。

 また、新商品全機種には、ユーザーがあらかじめ設定した時間帯にリモコンの電源ボタンを押すと、約1秒で起動する「瞬速起動」を搭載している。

関連記事