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脱GPLを目指すFreeBSD、FreeBSD 10ではC++標準ライブラリも脱GPL
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 GPLのコードをベースシステムから取り除く試みを続けているFreeBSDプロジェクトだが、FreeBSD 10では標準C++ライブラリをGPLフリーにする見込みが立ったとのこと(マイコミジャーナルの記事、The FreeBSD Foundationのブログ記事)。
従来、標準CライブラリはFreeBSD独自のlibc、標準C++ライブラリはGCCのlibstdc++を使用していた。しかし、GCCのライセンスはGPLv3に移行しており、ベースシステムにGPLv3のコードを取り込まない方針のFreeBSDでは最新版へのアップグレードができない状態になっている。そのため、libstdc++に代わる標準C++ライブラリとしてLLVMのlibc++を移植することが検討されていた。現在、libc++の移植に必要なxlocale APIの実装はほぼ完了しており、FreeBSD上でビルドしたlibc++によるテストも順調のようだ。
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