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JR東海、東海道新幹線の新しい可動柵の技術開発について概要を発表
JR東海は29日、東海道新幹線において、既存の固定柵を活用して設置できる新しい可動柵の技術開発を進めてきたことに関し、今回、技術開発について一定の目途がつき、試作機の製作準備に取り掛かったと発表した。今後、導入に向けて、耐久性等の検証を行っていくという。
新型の新幹線可動柵について、同社は、「既存の固定柵を活用して設置し、ホーム上のスペースを確保した」と説明する。また、「可動柵の構造を変更し、駆動部本体をコンパクト化することにより、新型可動柵本体1ユニットを一晩で据え付けることが可能になった」と報告している。これにより、顧客の通行を妨げないで可動柵化を行うとともに、コスト低減を達成できるという。
今後、2011年11月に、メーカー工場内に試作機を製作し、来春まで耐久テスト等を実施する。また、新幹線の利用者が多い東京駅に設置を検討していくという。
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