Metro版IE10、プラグインを完全に排除。Adobe Flashに打撃か

2011年9月18日 13:36

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Microsoftの次期OS「Windows 8」の開発プレビュー版が公開され、詳細が次々と明らかになっているが、新しいユーザーインターフェイス「Metro」に対応するInternet Explorer 10(IE10)ではプラグインが完全に排除されるとのこと(Building Windows 8ブログの記事CNET Japanの記事本家/.)。

Windows 8のIE10は、従来のインターフェイスを踏襲するデスクトップ版と、Metroインターフェイスに対応するMetro版の2種類が搭載される。このMetro版では、Adobe Flashを含むすべてのプラグインをサポートしないという。IEチームを率いるDean Hachamovitch氏のBuilding Windows 8ブログへの投稿によれば、プラグインにより機能を拡張する方式はMetroスタイルでのWebブラウズや、HTML5を中心とした現代的なWebになじまないことが理由だという。また、Metro版IE10では、プラグインを使用しないことでバッテリー駆動時間を延ばすだけでなく、セキュリティや信頼性、消費者のプライバシーも向上するとも述べている。

この決定、AppleのiOSのFlash非対応によってすでに打撃を受けているといえるAdobe Flashにとどめを刺すことになるだろうか。

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