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【銘柄診断】ドワンゴは新規投資拡大が負担になり増益幅圧迫につながる懸念も
記事提供元:日本インタビュ新聞社
ドワンゴ <3715> は年初来安値圏で低迷しているが、ここへきてもみ合い下限に接近、再び底値探りの展開となる可能性もありそう。2月17日に24万5300円の年初来高値を示現したが、これは「ニコニコ動画」の成長性を評価したもの。しかし、今2011年9月期の営業利益が15億4000万円と前期比18.9%の減益見通しにあることで、先高への期待感が急速にしぼみつつある。
今9月期については第3四半期累計決算で19億3600万円を計上、既に通期の見通しを上回っており、最終的な増額修正は必至と思われる。ニコニコ動画のプレミアム会員(月525円などの有料会員)数は昨年12月末の108万人から6月末現在では130万人に増加、着実な伸びを示している。
ただ、新ライブハウス「ニコファーレ」への投資、運営コスト負担が業績拡大の足かせになり、来2012年3月期の増益幅が抑えられるとの見方が強くなっている。下がってなおPERは23倍台と今9月期ベースでは割高感は解消されていない。来9月期大幅増益で割高感を解消できるかどうかが今後の行方を見る上でのキーポイント。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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