【銘柄診断】ニューフレアテクノロジーは飛躍的な業績向上に評価機運が強い

　　ニューフレアテクノロジー <6256> は高値圏でのもみ合い場面となっている。中勢波動で見ると昨年８月の５万１０００円から今年７月の３３万６０００円までほぼ１年にわたり上昇、上昇率も６．５倍という大きなものだから、ここで一服するのは当然のリズムである。

　　半導体メーカーや半導体マスクメーカー向けに主力製品の電子ビームマスク描画装置の拡販が続き、今２０１２年３月期の営業利益は８０億円（前期３１億６３００万円）へ増額修正された。

　　最近の営業利益の推移は２００９年３月の２３億円の損失をボトムに２０１０年３月期９億円、２０１１年３月期３１億円、そして今３月期の８０億円へ、ホップ、ステップ、ジャンプの飛躍ぶり。これが株価のロングランの株価上昇の背景である。

　　今３月期の営業利益は期初の６３億円が８０億円に増額されたものだが、９月中間決算では営業利益５２億円（前年同期５億６２００万円）が見込まれており、後半の収益大幅ダウンを見込む会社側の見通しはかなり保守的。今後予想される再度の上方修正を待って株価は再び新展開へ切り返す場面がありそう。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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