海外の豪邸を垣間見て・・・不動産株=田北知見の銘柄ウオッチ

2011年9月2日 16:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

最近、アメリカの不動産サイトを見ることにハマッている。といってももちろん、買えるわけでもないのだが(笑)、見ているだけでもなかなか楽しいのでハマッているのだ。

最近、アメリカの不動産サイトを見ることにハマッている。といってももちろん、買えるわけでもないのだが(笑)、見ているだけでもなかなか楽しいのでハマッているのだ。[写真拡大]

(株式ジャーナリスト:田北知見の銘柄ウオッチ)

  最近、アメリカの不動産サイトを見ることにハマッている。といってももちろん、買えるわけでもないのだが(笑)、見ているだけでもなかなか楽しいのでハマッているのだ。土地と建物あわせて数億円~数十億円するような豪邸がたくさん紹介されていて、たとえていうと雑誌でセレブの生活を垣間見るような、そんな楽しさである。

  ネットで紹介されている物件のほとんどは中古の転売物件だ。そのためか、サイトの写真を見る限りでは、家具やインテリアが整っている。豪邸の場合、しつらいはインテリアデザイナー等のプロに依頼するのがほとんどであり、家具やインテリアは個人的な持ち物というより、家に付属している物という感覚が強いからだろうか。まるでインテリア雑誌の美しいビジュアルを眺めているようで楽しい。物件によって、まるでミニ・ホワイトハウスみたいな「いかにもアメリカの豪邸」だったり、美術館のようなアバンギャルドな建物&インテリアだったり、木と石を多用したクラシック風、モダン、スペイン・中米風、地中海風…と、いろいろな物が見られる。

  また、高い物件には、ほとんどプールと暖炉とホームシアターがついている。これもアメリカ人(というか、欧米人全般?)の志向や価値観を見るようでおもしろい。そして、やはり思うことは、「同じくらいの金額を出すなら、日本よりもアメリカのほうが、より広くより立派な地所と建物が買えるのだなあ」ということだ。

  上記の文とは関係ないが、連想して、不動産銘柄を見てみた。

★野村不動産ホールディングス <3231> (東1)

  マンション開発・分譲、不動産の資産運用事業などを行なっている、野村不動産ホールディングス <3231> (東1)を入れる。2日終値は38円安の1162円。単位100株。PERは約15.8倍、PBRは約0.7倍となっている。チャートはこの1ヵ月ほど、1450円ラインから1100円ラインへ続落トレンドとなっていたが、8月24日に直近安値1109円をつけて以降は反発している。底値圏の拾い時と見て、まずは1300円フシ上抜けを目指す。少し古くて恐縮だが、8月1日付けの野村証券のレーティングでは、「Buy」(買い)、目標株価1700円とされた。

★住友不動産販売 <8870> (東1)

  マンションなどの個人仲介事業を中心に、受託販売事業なども行なっている、住友不動産販売 <8870> (東1)を入れる。2日終値は35円安の3310円。単位10株。PERは約13倍、PBRは約1.5倍となっている。チャートは8月23日につけた直近安値3060円からの反発局面となっている。が、中期で見ればまだ安値圏。昨日と今日は2日続落で、押し目の拾い時と見る。まずは3500円フシまでの戻りを目指す。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)

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