住友林業、家庭の電力使用を“見える化”する「Smart NAVI」

2011年9月2日 14:44

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家庭内のエネルギー使用状況を“見える化”し、電力使用量の低減に貢献する「Smart NAVI」で家電機器別電力消費量を確認するイメージ

家庭内のエネルギー使用状況を“見える化”し、電力使用量の低減に貢献する「Smart NAVI」で家電機器別電力消費量を確認するイメージ[写真拡大]

 住友林業は2日、家庭内のエネルギー使用状況を“見える化”し、電力使用量の低減に貢献する「Smart NAVI」を5日から発売すると発表した。価格は、3.3㎡あたり58万円からで、初年度に3,000棟の販売を目指す。

 同製品では、電力計測タップに接続した家電機器の消費電力、太陽光発電システムによる発電量や売電量を専用のタブレット型モニターで確認できるもの。家庭内の電力使用状況の詳細がリアルタイムで確認できるため、誰が、どこの部屋で、どの家電機器がどれだけの電力を使用しているかを把握でき、電力の無駄使いをすぐに見つけることができるという。

 導入は、家庭内のコンセント口に専用の電力計測タップを取り付け、家電機器のプラグを差し込み、簡単な設定をするだけで完了する。大掛かりな電気・配線工事を必要としないため、計測する家電機器の変更も手軽に行える。

 電力計測タップは標準装備で5個がセットされており、オプションで30個まで増設可能。部屋数、家電機器の使用数など、居住者の事情にあわせて電力使用状況を確認することができる。

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