ソニー、3Dの音場を再現するヘッドホンシステム 「MDR-DS7500」

2011年8月30日 15:53

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ソニーは30日、3Dの音場を再現するというデジタルサラウンドヘッドホンシステム 「MDR-DS7500」を10月10日に発売すると発表した。価格は4万9,350円。

ソニーは30日、3Dの音場を再現するというデジタルサラウンドヘッドホンシステム 「MDR-DS7500」を10月10日に発売すると発表した。価格は4万9,350円。[写真拡大]

 ソニーは30日、3Dの音場を再現するというデジタルサラウンドヘッドホンシステム 「MDR-DS7500」を10月10日に発売すると発表した。価格は4万9,350円。

 同製品では、新開発技術の「3D VPT(Virtualphones Technology)」と、業界初という「ドルビープロロジックⅡz」デコーダーを搭載。高さ方向の音源を持たない通常の2ch、5.1ch、7.1chの音声信号から、高さ方向の音源を作り出すことで、より立体的な“三次元”の音場再現が可能になったという。

 また、Blu-ray Discで採用されているHD音声フォーマット(別売りのHDMIケーブルで伝送可能)に対応しているため、高品位な音源を楽しむことができる。HD音声フォーマットは最大192kHz、24bit、非圧縮という、従来のDVDの約6倍以上の情報量を持つ高品位の音源。

 エフェクトとして、“理想的な映画館の音場”を再現したという「新シネマモード」、くっきりとした音像定位や正確な方向感を再現し、マルチチャンネルサラウンドのゲームに最適という「ゲームモード」、2chステレオ環境で人の声を聞き取りやすくする「ボイスモード」などを搭載する。

 2.4GHzデジタル無線伝送方式を採用しており、プロセッサーとヘッドホンの間に人がいる場合や、壁やドアなどの遮断物がある場合にも途切れることなく音声信号を送受信できる。

 ヘッドホン部の再生周波数帯域は、5~25,000Hz、重量は約325g、電源は内蔵リチウムイオン電池で、電池持続時間は約18時間。

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