ユナイテッド航空とコンチネンタル航空、iPadを導入して運航マニュアルを電子化

2011年8月28日 11:06

印刷

記事提供元:スラド

  danceman 曰く、

 ユナイテッドコンチネンタルホールディングスは、パイロットが使用する運航マニュアルをすべて電子化し、iPadに置き換えると発表した(ニュースリリースAirlines and Destinationsの記事AFPBB Newsの記事本家/.)。

同社は11,000台のiPadを導入し、ユナイテッド航空とコンチネンタル航空のパイロット全員に配布する。iPadにはボーイングの子会社、Jeppesenが開発したiPadアプリ「Jeppesen Mobile FliteDeck」がインストールされ、必要なデータに素早くアクセスできるようになる。5月からアラスカ航空が運航マニュアルをiPadに置き換えているが、同社では米大手航空会社で初の導入事例としている。

従来は1人のパイロットが平均で12,000ページ、約17キログラムもの運航マニュアルを持ち運んでいたという。約700グラムのiPadに置き換えることで、年間約123万リットルの燃料節約になり、紙の使用を年間で約1,600万枚減らすことができる。これは約1,900本の木に相当するとのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | アップル | 交通 | iOS

 関連ストーリー:
破産記事の誤配信により、ユナイテッド航空の株価が一時75%の暴落 2008年09月12日
航空機内でのiPod接続サービス、2007年開始 2006年11月15日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事