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プログラマー過労自殺「困難な仕事でなかった」大阪地裁、労災請求を棄却
あるAnonymous Coward 曰く、
大阪地裁は24日、2002年に大阪府豊中市で過労自殺したプログラマーの遺族が、国に労災認定を求めていた行政訴訟について、「本人の能力からみて、特段困難ではなかった」として原告の請求を棄却した(MSN産経ニュースの記事1、MSN産経ニュースの記事2)。
報道によると、自殺したプログラマーは当時27歳で、2001年10月に京都市内のコンピューター会社に入社。翌年6月3日、豊中市内の雑居ビルから飛び降り自殺した。原告側は「入社1年足らずで複雑なシステムを組まねばならないのに、先輩や上司からの指導がなかった」と主張したが、裁判長は「会社の支援体制に問題はあったといいがたい」と退けた。死後、仕事を引き継いだ元同僚は「入社したてでは絶対にこなせない難易度と分量だった」と話し、裁判でも同様の証言をしたが、判決では証言の大半が採用されなかったという。
この報道だけでは、この件で実際にどの程度問題があったのか分からず、判決が妥当なのかそうでないのかは分からない。だが、IT業界といえばいまだ精神論や違法な残業、過労死や自殺といった話が珍しくない。事件から十年弱、状況は改善しているのだろうか?
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