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ITSスポットサービスが東北地域で開始 全国の高速道路で利用可能に
ITSスポットサービスのイメージ[写真拡大]
国土交通省と東日本高速道路は11日、高度道路交通システム「ITSスポット」サービスを、東日本大震災の影響によりサービス開始を延期していた東北地域で、8月12日から開始すると発表した。
これにより、既に7月14日にサービスを開始した関東(NEXCO東日本管内)及び新潟地域とあわせ、全国の高速道路でサービスが開始されることになる。
同サービスの特徴は、高速道路上を中心に約1,600基の「ITSスポット」を設置し、この「ITSスポット」と自動車に搭載された「対応カーナビ」との高速・大容量通信により、道路交通情報や画像などが提供されるとともに、自動車からも情報のやりとりが可能となる。
ダイナミックルートガイダンス、安全運転支援、ETCが3つの基本サービス。広範囲の渋滞データを受信し、カーナビが賢くルート選択できるようになるほか、ドライブ中のヒヤリを減らす事前の注意喚起、ETCのサービスも実現する。
そのほか、一部の機種では、サービスエリアなどでインターネットにアクセスできるほか、地域観光情報の提供が可能。将来的には、決済、観光、物流などのサービスも展開する予定。
なお、関東及び中部地域の一般道(山梨県、長野県、静岡県、三重県:計約20箇所)でも、大雨等の災害対策上必要な一部区間において、今年度中にITSスポットサービスを先行実施する予定。
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