ファミリーマート、ベトナムで合弁会社設立:フランチャイズ展開へ

2011年7月28日 17:19

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 ファミリーマートと伊藤忠商事は28日、ベトナム企業と合弁会社「Vina FamilyMart」(VMF)を設立すると発表した。消費市場が今後急速に成長することが期待されるベトナムで、8月中旬からファミリーマートをフランチャイズ展開していく。

 新会社の出資比率は、ベトナムのPhu Thai Group Joint Stock Companyが51%、ファミリーマートが44%、伊藤忠商事が5%で、8月上旬に設立する予定。資本金は480億ベトナムドン(約1億8,000万円)。

 ファミリーマートはVFMに対して、ベトナム国内におけるマスターライセンスを付与し、VFMとエリアフランチャイズ契約を締結。VFMはベトナム国内でファミリーマート事業を展開する。

 ファミリーマートによると、現状のベトナムではコンビニエンスストアはまだ創成期の段階だが、同社は2009年12月にホーチミン市に出店し、現在7店を展開している。運営はPhu Thai社の100%子会社Family Companyが手掛けていた。

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