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英国の研究所で人間と動物のハイブリッド胚が作り出されていたことが明らかに
記事提供元:スラド
insiderman および maia 曰く、
英国の研究所で、150 を超える「人間と動物のハイブリット胚」が作られていることが明らかになった (MailOnline の記事より) 。
このハイブリッド胚の製造は過去 3 年間にわたって行われていたという。研究を行っていたのは、King’s College London と Newcastle University、Warwick University。現在は資金不足により研究はストップしているが、研究者らは今後の研究再開を希望しているそうだ。目的は「様々な病気を治療するため」。
先日英国では科学者らのグループにより、行きすぎた研究によって「猿の惑星」のような獣人を生み出す「悲劇」を防ぐための活動が行われたのだが、そこでこのような研究が行われていたことが明らかになったという。このようなハイブリッド胚の製造は合法であり、また作成された胚は 14 日以内に破棄されるのだが、秘密裏に研究が行われていたこともあってこのような行為に対し批判的な声もあるようだ。ちなみに日本ではヒトクローン胚などを人や動物の体内に移植して育てることや人か動物か明らかでない存在を生み出す行為を禁じている。フランスでもヒトクローン胚の作成は禁止されており、研究過程の余剰胚のみ 5 年間の期間制限で研究することを認めている、とのこと (企業法務ナビの記事) 。
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