Appleを提訴した特許ゴロ、今度は「Angry Birds」のRovioを狙う

2011年7月25日 11:00

印刷

記事提供元:スラド

  headless 曰く、

 パテントトロール企業Lodsysが、モバイルゲーム「Angry Birds」で知られるフィンランドのRovioを提訴した(BBC Newsの記事guardian.co.ukの記事本家/.)。

 Lodsysがアプリ内課金システムの特許権を主張し、ライセンス料の支払いを要求したというストーリーの続報となる。iOSアプリに関しては「Appleがライセンス料を支払っており、開発者が個別に支払う必要はない」という見解をAppleが出しているが、Lodsysはこれに同意せず、5月31日にiOSアプリのほかAndroidアプリやOSXアプリの開発元7社を提訴していた(FOSS Patentsの記事)。

 その後、Lodsysは7月22日付で訴状を変更し、Rovioを含む有名ゲームメーカー5社を被告のリストに追加したとのこと。Rovio以外にリストに追加されたのは、Electronic Arts、Atari、Square Enix、Take-Two Interactiveの4社。なお、修正時にベトナムのWulven Gamesが除外されたため、被告は計11社となる。

 スラッシュドットのコメントを読む | パテント

 関連ストーリー:
IBM、「特許ゴロ」の手口を特許申請中 2011年06月13日
アプリ内の「購入」ボタンに絡む特許騒動、Appleが開発者を擁護へ 2011年05月25日
人気iPhoneゲーム「Angry Birds」のマーケティング責任者曰く「ゲーム機は死につつある」 2011年03月17日
全世界で超人気のゲーム「Angry Birds」、売れた鍵は「投げる」行為にあり? 2011年01月19日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事