村田製作所 ロータリポジションセンサの商品化で市場を拡大

2011年7月4日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 村田製作所はこの度、小型・低背の面実装型ロータリポジションセンサSV03シリーズを商品化した。

 ロータリポジションセンサとは、ロボットなどのフィードバック制御装置や、自動車のエアコン風量調整スイッチなどのような電子式回転スイッチ装置の回転角度を検出するためのセンサで、ロータの回転角度を検知し、それに比例した電圧を出力できる。

 今回商品化されたSV03シリーズは、同社の従来品SV01シリーズをベースとして、主に使用材料を見直すことにより、低価格化を実現したもの。

 価格面だけでなく、SV01シリーズ同様、車載で要求される広使用温度範囲に対応し、対象市場の要求に適合する高精度、高寿命を保証している。また、小型軽量設計により、セット機器の小型・軽量化にも貢献しており、顧客ニーズを満足させる仕様となっている。このSV03シリーズの商品化により、同社では更なる市場の拡大を目指す。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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