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体内を動力航行するオタマジャクシ型内視鏡
記事提供元:スラド
ある Anonymous Coward 曰く、
遠隔操作で体内を自由に移動できる自走式カプセル内視鏡を大阪医科大や龍谷大理工学部などのチームが開発し、人の胃や腸内部を撮影することに成功したそうだ (YOMIURI ONLINE の記事、スポーツ報知の記事、asahi.com の記事より) 。
市販のカプセル内視鏡 (長さ 2.5 cm ×直径 1.2 cm) に磁石を内蔵した尾びれを取り付けた構造で、体外から電磁石で磁場をかけ、極を素早く切り替えることにより駆動する。シンプルで安価ながら駆動力が強く、大腸内を肛門側から逆行させることができる上、磁場は MRI より弱く、尾びれなどが胃腸を傷つけないことも確認できたという。
カプセル内視鏡は体内での移動を器官の蠕動にまかせていたために患部を適切に撮影できない欠点があったが、本提案では患部を重点的に撮影できる上に食道から大腸までの全消化器官を数時間で検査できる可能性がある、としている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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