スーパージュニア・ソンミンvsキュヒョン~欧州ミュージカルで大激突

2011年6月18日 16:39

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SUPER JUNIORのソンミンとキュヒョンが欧州のミュージカル二編に主人公としてキャスティングされ、話題を集めている。

SUPER JUNIORのソンミンとキュヒョンが欧州のミュージカル二編に主人公としてキャスティングされ、話題を集めている。[写真拡大]

 韓国の男性アイドルグループ「SUPER JUNIOR」(スーパージュニア)のソンミンとキュヒョンが同時期に開演する欧州のミュージカル二編に主人公としてキャスティングされ、話題を集めている。

 現在、「スーパー3」ワールドツアーで忙しい毎日を過ごしている二人は、偶然にも同じ時期にミュージカル俳優として競争を繰り広げるようになった。国内はもちろん、海外での活発な活動で全盛期に向かっているソンミンとキュヒョンは、着実なミュージカル活動を通してミュージカルに対しての熱情を見せている。

 ソンミンは7月5日からチュンムアートホールで公演されるニュージカル「Jack the Ripper」で苦悩する外科医、ダニエル役でキャスティングされた。アン・ジェウク、オム・キジュン、イ・ジフンなどの有力俳優と並んでキャスティングされ、注目を浴びている。

 ソンミンは、劇中のダニエルの清純なイメージにぴったり合うという評価を受けており、愛する女のために望まない殺人に加担してしまう悲劇的なロマンスの主人公としての熱演が期待される。

 キュヒョンは7月22日からセジョン文化会館、大劇場で公演されるミュージカル「三銃士」のダルタニアンとしてキャスティングされた。ダルタニアンとして舞台に立つのは今回が二回目で、前回はダルタニアンのキャラクターとぴったりな演技を披露して話題になったことがある。特に、劇中の剣術のシーンのために2カ月ほどの練習にいとわず参加するなど、任された配役にはまり込んだ。

 このように、ミュージカルの舞台に上る二人はワールドツアーで忙しい毎日の中でも、韓国に滞在する時間さえ惜しみながら練習に参加することはもちろん、海外スケジュールの中では公演の映像や台本、音楽などを熟知し、作品に対して情熱を傾けている。

 ダニエル役で初めて舞台に上るソンミンも、ダルタニアン役で二回目の舞台に上るキュヒョンも、舞台に対しての期待と負担は大きいと関係者が語っている。

 アイドルグループのメンバーとして、ミュージカル俳優たちと同列に舞台を満たさなければならないという負担感と、ヨーロッパのミュージカルという大きな舞台で立つという期待など、様々な思いが交錯しながらも、スーパージュニアのメンバーとしてのコンサート活動やミュージカル俳優としての練習すべてをなおざりにしないというのが彼らの覚悟という。

 同じグループのメンバーとして、ヨーロッパミュージカルの主役を掴んだ俳優として、良きライバルとしての競争を見せるソンミンとキュヒョンの今後が注目される。

※この記事は재경일보提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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