アップル、新モバイルOS「iOS 5」を発表 PCなしのアクティベーションも可能に

2011年6月7日 17:17

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米アップルは6日、モバイル端末向けOSの最新版「iOS 5」のベータバージョンを開発者向けにリリースした。

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 米アップルは6日、モバイル端末向けOSの最新版「iOS 5」のベータバージョンを開発者向けにリリースした。通知機能の改善や、ツイッターとの連携、PCなしでアクティベートできるなど200以上の新機能が盛り込まれている。正式版は今年秋に提供される予定。

 通知機能に関しては、テキストメッセージ、不在着信、カレンダーアラート、アプリケーションアラートなどの通知のすべてを、iOS 5上のどこからでも簡単にアクセスできる「Notification Center」を導入。一回スワイプするだけで、すべての通知を見ることができ、軽くタップすると、アプリケーションが起動して詳しい内容を見ることができる。

 ツイッターとの連携では、一度サインインすると、写真、カメラ、Safari、YouTube、マップなど、Twitterが利用できるすべてのアプリケーションから一回のタップで、直接ツイートすることができる。

 また、同日発表されたクラウドサービスの「iCloud」と連携しており、Apple IDとパスワードを入力するだけで、メール、連絡先、カレンダー、写真、アプリケーション、書籍、音楽などのデータがユーザのiOSデバイスすべてに自動的にアップデートされる。ブラウザ「Safari」の新機能「Reading List」では、後で読むために記事を保存すると、他のiOSデバイスにも同期される。

 さらに、これまではアクティベートにPCが必要だったが、iOS 5では、パソコンなしでアクティベートし、セットアップすることができる。

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