KDDI、スマホ向けの公衆無線LAN　12年3月末に10万スポット

　KDDIは17日、同社のスマートフォン向け公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」を6月末から提供すると発表した。パケット通信料定額サービス「ISフラット」か「プランF (IS) シンプル/プランF (IS)」に契約しているスマートフォン端末から無料で利用できる。

　同社によると、当初利用できるスポットは空港、駅、マクドナルド、カフェなど全国約1万箇所。同社が運営する「au Wi-Fi SPOT」のほか、ワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi-Fiスクエア」と、UQコミュニケーションズが提供する「UQ Wi-Fi」のスポットに対応する。スポットは順次拡大を図り、2012年3月末に全国約10万スポットになる予定。

　利用の際は、専用アプリケーション「au Wi-Fi接続ツール」を使用すると、IDやパスワード入力などの設定をせずに接続できるという。同ツールは、6月以降に発売するauスマートフォンに標準搭載するほか、アプリ配信の「au one Market」と「Android Market」からダウンロード提供する。通信の暗号化は「WPA2-PSK (AES)」に対応する。

　同サービスを利用できる機種は、以下の通り。 なお、対象機種は、今後順次拡大していく予定となっている。
IS01、IS03、REGZA Phone IS04、IS05、SIRIUS α IS06、HTC EVO WiMAX ISW11HT、Xperia acro IS11S、AQUOS PHONE IS11SH、REGZA Phone IS11T、G'z One IS11CA、AQUOS PHONE IS12SH、INFOBAR A01