米国内初のパイプライン方式「水素ステーション」がオープンする

2011年5月15日 11:00

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記事提供元:スラド

  danceman 曰く、

 パイプラインで水素を運ぶ、燃料電池自動車向けの「水素ステーション」がカリフォルニア州ロサンジェルス郡の都市トーランスにオープンした(GreenTechの記事本家/.)。

この水素ステーションは、カリフォルニア州南海岸地区大気質管理委員会(SCAQMD)と米国エネルギー省(DOE)の補助により、シェル、トヨタ、エアープロダクツの3社が合弁で建設したもの。従来の水素ステーションはトラックで水素を運んでおり、パイプラインを使用する水素ステーションは米国内で初となる。現在、米国でクリーンエネルギーを使用して走る自動車は電気自動車が主流であるが、トヨタ、ダイムラー、GM、ホンダ、ヒュンダイといった大手自動車メーカーは2015年を目標として燃料電池自動車の量産を計画している。今回オープンした水素ステーションをきっかけにパイプライン方式が広がっていくことを期待したい。

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