ウェザーニューズ、ユーザーの体感で電力使用量を予測する「デンキ予報」

2011年5月13日 14:34

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ウェザーニューズが公開した「デンキ予報」の操作画面イメージ

ウェザーニューズが公開した「デンキ予報」の操作画面イメージ[写真拡大]

 ウェザーニューズは13日、ユーザー参加型で電力使用量を予測する「デンキ予報」を携帯サイト「ウェザーニュース」(http://wni.jp/)内で開始したと発表した。全国の利用者から集めた「体感」の報告結果を同社が分析し、全国10エリアごとの電力使用量を1時間単位で予報する。

 同社によると、ユーザーからの「体感」データを集めるのは、電力需要が冷暖房の使用や空調調節に直接影響する人々の「体感」によって変化することが多く見られるため。同サービスでは「体感」データを数値変換し、その日の気温や天気などの気象データと合わせて電力使用量と相関分析した予測式に組み込み、予報を行うという。

 同サービスでは、「今日のデンキ予報」「みんなの体感」を確認できる。確認する際には、屋内/屋外のどちらにいるか、屋内であれば現在の体感、屋外であれば現在の天気を報告することが必要で、その後に報告されたエリアの1時間単位の予想電力使用量をグラフで確認することができるという。

 また、電力使用量の予想ピーク時間や電力気象に精通したというプロからの解説コメント、報告された室内の「体感」の情報をまとめた円グラフも表示される。

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