4月の新車販売、フィットが首位:震災の影響で各社とも大幅減

2011年5月10日 14:11

印刷

4月の新車販売台数で首位となったホンダの小型車「フィット」のハイブリッドモデル(ホンダ提供)

4月の新車販売台数で首位となったホンダの小型車「フィット」のハイブリッドモデル(ホンダ提供)[写真拡大]

 日本自動車販売協会連合会と、全国軽自動車協会連合会が10日発表した4月の新車販売台数によると、ホンダの小型車「フィット」が8,574台で2カ月連続首位だった。ただ、前年同月比では29.8%減。東日本大震災の影響で2位以下でも販売台数が大幅に落ち込んだ製品が多かった。

 2位に入ったのは、スズキの軽自動車「ワゴンR」で、販売台数は前年同月比48.6%減の7,919台。3位はダイハツ工業の軽自動車「ムーヴ」で14.9%減の7,468台、4位は同じくダイハツの軽自動車「タント」で55.1%減の6164台だった。5位はトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」で81.6%減の4,876台。前月の2位から一挙に順位を落とした。

関連記事