【銘柄診断】加賀電子はスマートフォン、タブレット端末向け電子部品が伸びる

2011年5月6日 10:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  加賀電子 <8154> の前2011年3月期は売上げこそ2379億円と前々期比1%減となったものの営業利益は35億6300万円と同125%増の大幅増益となった。年度後半のエコポイント終了などによる需要減速が売上げ伸び悩みにつながったが、グループの運営効率化などが大きく寄与した。

  前3月期の四半期ごとの営業利益の推移は第1四半期9億円、第2四半期17億円、第3四半期6億円、第4四半期3億円と後半にかけやや尻すぼみの決算となった。東日本大震災に伴い各種部品、部材の不足による製品生産の落込みが懸念されるほか、電力制限による生産への影響など不確定要素が多いため、今2012年3月期の見通しについては未公表となっている。

  ただ、デジタル機器のブルーレイレコーダーやタブレット端末、スマートフォンを代表とする情報端末など市場拡大の流れに乗る電子部品も多く、今3月期は厳しいスタートになるにしても先行き収益が急速に向上が想定されるパターンだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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