YouTube、今後全ての新規動画をWebMに変換

2011年4月21日 16:30

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 米Googleは今後YouTubeに新規にアップロードされるすべての動画についてそのフォーマットをWebMに変換し、またその他の既存の動画についても順次WebMに変換していく方針を発表した(INTERNET Watch公式ブログ本家/.)。

 公式ブログには次のように記され、本格的にWebM対応を進めることを表明している。

 アップロードされる新規動画を全て変換することは最初の重要な一歩である。我々はさらに全ての動画のWebM対応を進めるべく動いている。毎日6年分の長さの動画がアップロードされるYouTubeの動画数を考えると、これは一大事業であると言えるだろう。

 YouTubeの視聴数の99%を占めている、全動画数の30%にあたる動画は既にWebMに変換済みである。我々はサイトで最も視聴される動画に焦点を当て、クラウドベースのインフラを利用し最大限の効率で動画変換の処理を続けている。
アップロードの多い時間帯には新規動画の変換処理にシステムを集中させ、そうでない時間帯に一部の処理能力を既存動画の変換に向けているという。この処理能力の分配はクラウドで自動的に行われる仕組みである。

 なお、H.264のサポートは今後も継続されるとのことだ。

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