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より安価でパワフルな FPGA 代替技術
記事提供元:スラド
ある Anonymous Coward 曰く、
「より安価で高速」という、新たな FPGA 的デバイスが登場した (Technology Review の記事、、本家 /. 記事) 。
このデバイスは「Tabula」という新興企業が開発したもので、FPGA よりもサイズが小さいためより低コストで製造できるのが特徴という。FPGA は自由に回路をプログラミングできるのが特徴だが、高価であるため量産製品に使われることは少なく、試作レベルで使われることが一般的だった。チップの集積度を上げるために三次元的に回路を構成する技術が開発されているが、まだ技術的には成熟していない。Tabula が開発したデバイスは Tabula の製品は「ABAX」と呼ばれており、毎秒 16 億回 (1.6 GHz) の頻度で回路構成を書き換えることができるというもの。回路を高速で切り替えながら駆動させることで、1 層の回路ながらあたかも 8 層の回路が積み重ねられているかのように動作するという。これによりチップのサイズを小さくでき、その結果価格が大幅に安くなるという。
FPGA 的デバイスが安価になれば、将来的には「ソフトウェアをアップデートするかのようにハードウェアをアップデートできる」デバイスも登場するのではないか、と期待されているようだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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