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【株式市場のリスク要因を探る】インフレリスク=原油・金属資源、食糧価格上昇が加速
記事提供元:日本インタビュ新聞社
原油、金属資源、食糧などの価格上昇が加速し、世界的にインフレ圧力が警戒されている。世界的な実需の拡大、主要各国の金融緩和策、中東・北アフリカ政情の不安定化懸念などが背景にあるが、インフレ圧力を抑えるために、中国、インド、ブラジル、ロシア、韓国などで利上げが相次ぎ、EUや英国でも早期利上げの観測が広がっている。
こうしたインフレ圧力が、新興国の経済成長減速、原材料高による企業業績の下押し圧力、さらには世界的な過剰流動性の後退などにつながるという警戒感が広がっている。
前週10日発表の中国の2月貿易統計では11カ月ぶりの貿易赤字となったため、中国経済の減速に対する警戒感が広がり、波乱要因の一つとなった。2月の貿易赤字については春節(旧正月)が影響した模様だが、引き続き弱材料視される可能性があるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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