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クイズ王に勝利したスパコンの詳細、開発者が語る
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、
先日、IBMのスーパーコンピューター「Watson」が米国のクイズ番組でクイズ王に勝利したというストーリーが掲載されたが、Watsonの開発にかかわった日本IBM 東京基礎研究所の武田浩一氏がその詳細を語った(ITproの記事)。
WatsonにはWikipediaなどから集めた70GBほどのテキスト情報でデータベースが構築されており、出題文を元にデータベースを検索して解答の候補を多数抽出する。さらに各候補が正しいという根拠の強さを「確信度」という形で導き出し、確信度が一定を超えたものを解答とするのだそうだ。この処理は2.6GHzのCPUを搭載するマシン1台では2時間ほどかかるが、2880コアで並列処理することにより、3秒で処理できるようになっているという。
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