マイクロソフト、Windows 7のSP1を一般提供開始

2011年2月23日 11:37

印刷

Microsoft Download Centerで「Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (KB976932) 」の詳細ページを開いているところ(2011年2月23日)

Microsoft Download Centerで「Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (KB976932) 」の詳細ページを開いているところ(2011年2月23日)[写真拡大]

 米マイクロソフト(MS)は22日、同社製OS「Windows 7」と「Windows Server 2008」向けの「Service Pack 1(SP1)」の一般提供を開始した。Windows Update経由で配布されるほか、Microsoft Download Centerからダウンロードすることもできる。

 Windows Server 2008向けSP1では、新機能としてサーバーに搭載されたGPUを仮想化し、複数の仮想マシンに割り当てることができる仮想GPU機能の「RemoteFX」と、仮想マシンのメモリ要求に合わせてメモリを動的に割り当てる機能の「Dynamic Memory」が含まれる。製品発売以降に公開された更新プログラムも含まれる。

 Windows 7向けSP1は、Windows 7の出荷以降に提供された更新プログラムをまとめて適用するパッケージとなっている。

 インストールの方法についてマイクロソフトは、単一のPCや家庭用PCにインストールする場合はWindows Updateを利用することをすすめている。

 また、インストール前にはPC内の重要なファイルを外部の記録媒体にバックアップすること、マルウェアやウイルスに感染していないかチェックすること、ノートPCの場合はインストール中にACアダプタを電源につないておくこと、インストール後は再起動されるので作業中のファイルは事前に保存しておくことなどを推奨している。

関連記事