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【銘柄診断】ティムコは環境フォローを受け、今期は変化率を伴った回復決算へ
ティムコ <7501> が着実な上げを見せている。前2010年11月決算は営業利益2600万円と前々期比21%の減少に見舞われた。厳しい所得環境を映し消費者の節約指向が強く高額品を中心に売上げが低迷したことが要因。今2011年11月期については営業利益5800万円と水準は低いが大幅増益に転じる見通しだ。
フィッシング用品はソルトルアー(海釣用擬似餌)の販売が比較的堅調なため売上げ11億8000万円と前期比1%増へ持ち直す見通しだ。アウトドア用品は男性物衣料が苦戦しているが、女性の登山やアウトドアスポーツに対する関心の高まりなどが追い風となり、女性物衣料及びバッグ、ザック等のアクセサリー類を中心に堅調推移が見込まれる。
アウトドア用品の売上げは15億8000万円と前期比3%増と収益回復の原動力になる見通しだ。レジャー白書によれば釣用品の市場は停滞色を強めているが、その中で同社が得意とするルアーフィッシングは着実な伸びを見せ、登山、ハイキング人口も増加するなど、同社にとって環境はフォローの度合いを強めてきている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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