NEC、キーボード搭載の7型Android端末「LifeTouch NOTE」

　NECは15日、Android搭載端末「LifeTouch NOTE」の3機種7モデルを3月10日から発売すると発表した。外観は小型ノートPC風だが、携帯電話のように電源をオフにせずに持ち運び、必要な時にすぐに使うことができる。店頭予想価格は4万円前後から。

　同社によると、同製品は「携帯電話・スマートフォンのメリットとPCの操作性をあわせ持つ新たな領域の商品」として個人市場向けに商品化したもの。

　サイズが幅234×奥行き138×高さ25mm、質量が約699gのコンパクトボディにタッチ操作対応の7型ワイドLED液晶と16.8mmピッチのキーボードを搭載。バッテリ駆動時間は約9時間で、待機状態では約4日間使用できる。

　OSはAndroid2.2で、Google マップやYouTubeなどを活用できるGMS（Google Mobile Service）アプリをプリインストールしているほか、スマートフォンのようにAndroidマーケットからアプリをダウンロードして利用できる。

　CPUはデュアルコアのNVIDIA Tegra 250モバイルプロセッサ（1GHz）。通信機能としては、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth Ver2.1に対応。最上位モデル「NA75F/1A」では、FOMAハイスピード接続に対応しておりFOMAカードを挿入して3Gの高速データ通信が利用できる。外部接続端子としてSDメモリカードスロットとminiUSB2.0を搭載する。

　最上位モデルの「NA75F/1A」は、本体カラーが「ピアノブラック」「バーミリオンレッド」「チョコレートブラウン」の3色で、ストレージが内蔵のEMMC規格フラッシュメモリ8GB＋SDHCメモリカード8GB。4月下旬の発売予定で、店頭想定価格は5万5,000円前後。

　FOMAハイスピード接続に対応しない「NA75F/1A」は、本体カラーとストレージ構成は「NA75F/1A」と同じで、3月10日に発売予定。店頭想定価格は4万5,000円前後。

　「NA70W/1A」は、本体カラーが「ピアノブラック」1色で、ストレージは内蔵のEMMC規格フラッシュメモリ4GB＋SDメモリカード2GB。3月10日に発売予定で、店頭想定価格は4万円前後となっている。